雪崩情報

妙高

2022/02/08 06:00

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair
森林限界 Fair
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

孤立した地形に留意

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(7日)は入山者が少なく、山岳域での情報は入っていません。隣接する白馬山域では、すべての標高帯で、7日朝までの発生と思われるサイズ1-2.5の雪崩が北東~東~南東の方位で観察されています。また、日射を浴びる森林帯にて、人的な誘発によるサイズ2の雪崩も観察されています。

積雪

荒天の雪は沈降と焼結を進めていることが観察されていますが、まだ、孤立した地形などに残る不安定性に注意が必要な状況です。標高の高い場所での風は収まっており、時間経過したウインドスラブへの対応が必要な状況です。硬いスラブは誘発感度の見積もりが難しく、スキーカットも適しません。標高の高い、風の影響が強いところでは、以前に形成した融解凍結層に、今回の荒天の雪がウインドスラブとして載っている場所もあります。そのようなところでは、日中の昇温の影響で、朝は硬いスラブでも昼には人的な刺激に反応しやすくなることがしばしばあります。

天候

気象庁は、新潟県上越地方に対し、南の風、日中、北の風、雪、時々、くもり、最高気温4度(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-11℃(5時現在)を観察しています。標高の低いエリアでは、過去12時間で新たな降雪は観察されていません。

行動と地形の助言

特定の地形に残る不安定な雪に注意が必要な日です。地形をよく観察し、ウインドスラブの形成の具合や、地形が積雪を支えにくい形状などを見つけ出してください。風の影響の弱い、日陰斜面には滑走感のある良い雪があります。「地形の罠」のないシンプルな地形であれば、それが安全に楽しめます。安全な場所で停止する、滑っている人を見守る、斜面の途中で人が転んでいるときにその上部斜面に滑り込まないなど、原則的な行動様式を大切にしてください。良い一日を。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。