雪崩情報

白馬

2022/02/09 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair
森林限界 Fair
森林帯 Fair 極端な地形形状などに残る不安定な雪に留意

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(8日)は、アルパインにてウインドスラブとみられる面発生雪崩が複数、観察報告されています。方位は南、サイズは1-2です。

積雪

荒天の雪は落ち着きを見せており、風で再配分された雪によるウインドスラブが、まだ局所で不安定な状態にあることが、昨日、観察されています。昨日の好天により、日射の影響を強く受ける斜面では雪面は湿った状態となりました。夜間から現在まで標高が高い場所では、北西のやや強い風が吹き続けていますので、新しく形成したスラブに注意する必要があります。特に、風が回り込んでくる南や南東側に気をつけてください。

天候

気象庁は長野県北部に対し、北の風、晴れ、朝晩、くもり、最高気温5℃(標高418m)を予報しています。白馬山麓(標高703m)にて、気温-4.3℃(5時現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。森林帯上部では夜間に5-10 cmの降雪があった模様です。

行動と地形の助言

特定の斜面の一部に残る不安定性に注意する日です。広範囲で雪崩を発生させる荒天の雪の不安定性は、時間経過と共に安定する方向に進みます。ただ、そのスピードは斜面方位や標高でかなり異なるため、不安定な場所は特定の斜面の特定の場所に残っていきます。地形が積雪を支えず孤立しているところと、横風によるウインドスラブの形成が見て取れるところの組み合わせは、本日、避ける場所となります。ウインドスラブを形成する雪は密度が高く、とても重いことを忘れずに。とても小さい雪崩であっても、骨折などの重傷となりえます。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。