雪崩情報
更新日時: 2019/01/27 07:00
白馬
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Fair
信頼度：○ good □ Fair △ Low
行動と地形の助言
危険な雪崩コンディションです。前日よりも誘発の可能性は下がりつつありますが、以前として規模の大きな雪崩が発生しうるコンディションにあります。自分の上方に存在する雪崩発生区に注意を向けてください。急峻な斜面、孤立した地形、大きな発生区を避け、樹林のある傾斜が緩く、風の影響のない地形を探してください。経験が浅い方はスキー場内で新雪を楽しむのが良い日です。低温が続いているので快適な滑走ができるでしょう。
留意すべき雪崩
ウインドスラブ Wind slab
ストームスラブ Storm slab
概要
雪崩
昨日（26日）は、人的誘発で多数のサイズ1-1.5の点発生あるいは面発生（ストームスラブ）の雪崩が観察報告されています。
積雪
25日から始まった今回の降雪は、森林帯にて50 cm程度に対しています。また、その降り始めに、粒径のやや大きな新雪が低密度で埋もれたため、昨日の時点で人的な刺激に対して敏感に反応しています。この脆弱性は、本日もまだ継続していると考えることが重要です。
天候
長野地方気象台は白馬村および小谷村に対し、1月27日朝5時9分、昼12時までの12時間で最大25cmの降雪の大雪注意報を発表しています。また、長野県北部に対し、北の風、雪、昼過ぎからくもり、後、晴れの天気予報を発表しています。白馬山麓（標高700m）にて気温-4.7℃（7時現在）です。
