雪崩情報

白馬

2022/02/22 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Fair

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

特に北西風の風下側に警戒

概要

雪崩

昨日(21日)は激しい荒天のため、入山者がいないため、山岳エリアでの雪崩発生の報告はありません。しかし「雪崩が原因と思われる大きな音を複数回聞いた」という報告が入っています。また、スキー場においては、朝だけでなく、日中の安全管理作業において、シューティングクラックやサイズ1-2のストームスラブの雪崩が多数、発生している報告が入っています。雪崩の写真はTwitter(#nadare2022)を参照してください。

積雪

強い降雪は収まりつつありますが、主稜線付近では極めて強い北西の風が吹いています。寒気が入っており、低温が続いていますので、雪の安定化はゆっくりにしか進みません。全体傾向は前日と同じと考えてください。

天候

気象庁は長野県北部に対し、北の風、雪、時々、くもり、最高気温-1℃(標高418m)を予報しています。白馬山麓(標高703m)にて、気温-6.0℃(5時現在)、過去12時間で新たな降雪は観測されていません。標高1,200 m付近にて過去12時間で15 cm程度の降雪がありました。

行動と地形の助言

とても危険な雪崩コンディションです。山麓にて天候が一時的に回復の兆しを見せたとしても、雪の安定性もそれに伴って良くなっているとは考えないように。標高が低くとも、南や東などに開けた大きな斜面では、大きな雪崩が発生しうる状況にあります。山岳フィールドに出るには、極めて慎重なルート選択と保守的な意思決定、そして地形を使った大きな安全マージンが必要です。雪崩安全対策の現場には「雪崩は、あなたが何者であるか、区別しない」という言葉があります。山の経験が豊富であっても、コンディションはハイハザードであることに変わりないことを忘れないように。また、雪崩発生状況でもお伝えしているように、スキー場内においても閉鎖区域の雪は不安定です。ゲレンデを滑走する際は、滑走可能な区域を守って下さい。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。