雪崩情報

更新日時: 2022/02/23 06:00

妙高


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

とても危険な雪崩コンディションは継続中です。大量の降雪も時間が経つことで、沈降(沈む動き)することは、山の経験ある方であれば、経験していると思います。この動きは、あるときには良い兆候となりますが、あるときには「より大きな雪崩が発生しうる条件が整いつつある」になります。森林限界以上のフィールド観察情報は極めて限られており、上空では西寄りの暴風が吹いています。降雪はやや弱まっていますが、発生頻度は下がっても、大きな規模の雪崩の発生の可能性は十分に残っています。標高が低くとも、風の影響のある斜面、大きな地形、とても急な斜面、地形の罠があるような場所は避けてください。経験の浅い方は、スキー場内で新雪を楽しむに良い日です。安全な一日を。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(22日)は、森林帯にてスキーカットによって多数のサイズ1-1.5の雪崩が観察されました。また、山域の南西端にて、自然発生によるサイズ2.5のストームスラブの雪崩が標高1,500 m、東斜面にて観察されています。

積雪


大量の降雪は続いているため、表層付近に次々と生じる不安定性が、スキーカットなどに反応しています。今回の大量降雪の下層に関しては、一部、不安定性が改善してきていることが観察されていますが、まだ不確実性は高い状態です。規模の大きな雪崩が発生しうるポテンシャルがある、と考えてください。

天候


気象庁は、新潟県上越地方に対し、北西の風、後、西の風、雪、夕方から時々、くもり、最高気温2℃(標高13 m)を予報しています。妙高関山(標高350 m)にて気温-3.6℃(5時現在)、過去12時間で25 cmの降雪がありました。

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