雪崩情報

白馬

2022/02/25 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair
森林限界 Fair
森林帯 Good

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(24日)は天候が回復したため、アルパイン(標高2,400- 2,700 m)の南東~南向きの斜面で、サイズ3の雪崩が複数、発生していることが確認できました。荒天中の発生と思われます。

積雪

強い降雪が終わってから約3日経過し、荒天の雪も落ち着きを見せていることが観察されています。また、昨日は視界が開けたこともあり、荒天の最中に発生したと考えられる大きな雪崩跡も確認されました。アルパインでは継続的に中~強い風が吹いていましたが、それは結果的に移動可能な雪が既にかなり減っていることを示唆しており、標高を上げる方は硬い雪面の露出を考慮する必要があります。森林帯の南斜面では、昨日の日射で薄いクラストが形成しています。不安定性が完全に解消しているわけではありません。地形選択が大事な日です。

天候

気象庁は長野県北部に対し、南の風、晴れ、時々、くもり、最高気温5℃(標高418m)を予報しています。白馬山麓(標高703m)にて、気温-11.7℃(5時現在)、過去12時間で2 cmの降雪がありました。

行動と地形の助言

西寄りの風の風下となる場所に形成したウインドスラブに警戒してください。風は地形に沿って回り込みますので、単純に東斜面とはなりません。雪が移動し、クロスローディングしている場所を見抜くことが大切です。雪面の状態をよく観察することで、過去に吹いた風の影響がわかります。積雪が不安定化しやすい下支えのない地形、孤立あるいは凸状など誘発点となりやすい場所を避け、風の影響の弱いシンプルな地形を探して下さい。積雪が安定していると感じても、安全な位置で止まる、一人ずつ滑走するなど、原則的な行動様式を守ってください。それが万が一のときの事故を小さくします。放射冷却で雪は冷えています。適切な地形を選べば、安全に快適な滑走が楽しめるでしょう。良い一日を。

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