雪崩情報

白馬

2022/03/07 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair
森林限界 Good
森林帯 Good

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab

概要

雪崩

昨日(6日)は、スキー場の安全管理にて、サイズ1-1.5の多数のストームスラブの雪崩が報告されています。また、森林帯にて、スキーカットによるサイズ1.5の雪崩も報告されています。

積雪

5日午後からの降雪は6日朝までに森林帯下部で50 cmに達し、夕方までに合計80 cm程度となりました。また、森林帯上部より標高が高いところでは、西寄りの暴風が一日、吹き続けました。4日から5日に掛けて形成した融解凍結クラストあるいは湿ったザラメ雪が、この荒天の雪の下にあり、昨日の時点では、十分に結合していないため、多数の雪崩の発生となっています。また、境界面に大きな温度勾配も一部で観察されており、今後、注視すべき要素となっています。

天候

気象庁は長野県北部に対し、北の風、時々、晴れ、所により昼前まで雪、最高気温5℃(標高418m)を予報しています。白馬山麓(標高703m)にて、気温-4.3℃(5時現在)、過去12時間で3 cmの降雪を観察しています。

行動と地形の助言

昨日は、誰にでもわかりやすい暴風雪の状況における雪崩の危険がある日でしたが、今日は、気持ち良い好天にも関わらず雪崩コンディションが高い日です。昨日、森林帯で人的な刺激に反応した不安定性は、まだ解消していません。標高が低くとも、白馬五竜や八方尾根の南側に開けた大きな斜面では、昨日以上に大きな雪崩が誘発されうる状況にあります。これは昨日よりも、表層の雪がスラブ(板状)の傾向を強めるためです。標高を上げると昨日の暴風の跡が多々、発見できると思います。風の影響を受けていない、斜度を落とした斜面であれば、快適な滑走も可能な日です。天気が良くても、大斜面にプッシュする日ではありません。慎重なルートセッティングと適切な地形利用で、安全な一日を。

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