雪崩情報
更新日時: 2022/03/22 06:00
妙高
アルパイン Good
森林限界 Good
森林帯 Good
信頼度：○ good □ Fair △ Low
行動と地形の助言
標高の高い場所では、極端な地形に残るウインドスラブに注意してください。また、硬い斜面の露出も多いので、滑落にも警戒を。一方、標高が低いところでは、グライドクラックがいろいろな場所で開いています。斜面上部からでは視認できないことがほとんどですので、先の見えない斜面の場合、一旦、停止し、その先の状態を確認するようにしてください。また、谷筋では融雪が進んでいます。沢割れや自分の上部にある落ち残りの雪ブロックなどに注意してください。
留意すべき雪崩
ウインドスラブ Wind slab
地形内の局所にて
概要
雪崩
昨日（21日）は標高の低い場所で、サイズ2の雪ブロックの崩落、スキーカットによるサイズ1の点発生湿雪雪崩などが観察報告されています。
積雪
荒天の雪は安定化の方向に進み、これまでのところ目立った脆弱性は観察されていません。そして、標高の高いところでは、再配分され、時間経過したウインドスラブが局所に残っています。一方、標高が低いところでは春の融解凍結のサイクルとなっており、時間帯と方位、標高を選べば、ザラメ雪の滑走が可能です。
天候
気象庁は、新潟県上越地方に対し、南の風、日中、北の風、くもり、朝から昼前、雪か雨、後、晴れ、最高気温7℃（標高13 m）を予報しています。妙高笹ヶ峰（標高1,310m）にて気温-4℃（5時現在）、過去12時間で新たな降雪はありません。
