雪崩情報

白馬

2022/04/02 05:30

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Fair 局所に残るウインドスラブに注意を。
森林限界 Good
森林帯 Good 南に面した急斜面では、日中の昇温と日射の影響に留意。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

斜度と地形形状に注意

概要

雪崩

昨日(1日)はアルパイン(標高2,500m付近)の東斜面にて、面発生表層雪崩、サイズ1.5が観察報告されています。

積雪

アルパインエリアでは、昨朝までの降雪が、強い北西の風で移動し、ウインドスラブを形成しています。降雪量は少なかったため、硬い融解凍結面が露出しているところや、新雪が移動しスラブを形成しているところなど、場所による差が大きくなっています。昨日、主稜線では激しい雪煙が上がっていましたが、それも現在では収まり、風も弱くなっています。一方、森林限界付近より標高の低いところでは、放射冷却の影響もあり、雪面は硬く凍結しています。

天候

気象庁は長野県北部に対し、北の風、晴れ、昼過ぎから、時々、くもり、最高気温12℃(標高418m)を予報しています。白馬山麓(標高703m)にて、気温-4.8℃(5時現在)です。

行動と地形の助言

局所に残るウインドスラブの不安定性に注意してください。硬い雪面がスラブの下にありますので、一般的なイメージの雪崩というよりも、雪面付近の薄い板状の雪が割れることで、足元をすくわれ、滑落するような事案が発生しやすい状況です。これは登山・滑走、いずれも起こりえますので、その斜面の下方に崖など「地形の罠」がないか、より安全なルートがないか、などを考えるようにしてください。風も収まる方向にあり、とても気持ちの良い春の一日となりそうです。楽しい休日を。

フィールドで新しい雪崩など、不安定性を示す重要な情報を観察しましたら、 「投稿フォーム」あるいは「メール」で情報をお寄せ下さい。 皆様からのご協力が雪崩情報の向上に寄与します。