雪崩情報

更新日時: 2022/11/26 06:00

立山


アルパイン Good


森林限界


森林帯


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

現在、稜線付近では風が強くなり、雪の移動が進んでいるため、ウインドスラブが形成されている見込みです。稜線や支尾根直下の急斜面での誘発に注意してください。小さな雪崩でも被害を大きくしてしまう岩や沢などの「地形の罠」が数多く露出しています。降雪に薄く隠された岩への衝突にも注意が必要です。気象庁は寒冷前線の通過を予報しています。風や降雪による影響の変化に注意して行動してください。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

新しいウインドスラブの結合に注意

概要

雪崩


昨日(25日)、3000m付近の南寄りの稜線直下の極端な急斜面で、人的誘発によりサイズ1の面発生雪崩の報告があった。

積雪


先日の降雨の影響により、およそ2500m以下の標高では積雪内部で再結晶化が進み結合が悪くなりつつある。現在、稜線付近では風が強くなり雪の移動によりウインドスラブが形成されている見込み。

天候


6時現在の室堂の気温は-0.2℃、稜線付近では風が強くなっている。気象庁の発表では、はじめ高気圧に覆われるが、寒冷前線が北陸地方を通過する見込みのため、山麓では晴れのち曇りで夕方から雨となり、昼過ぎから雷を伴う所があるとの予報。

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