更新日時: 2019/02/05 07:00
Alpine Low
Treeline Low
Below Treeline Fair
信頼度:○ good □ Fair △ Low
昨日までの降雨の影響を考慮した行動が必要な日です。標高がとても低いところでは、全層雪崩の危険が継続しています。発生の可能性は低くとも、濡れた雪はとても重たいため、たとえ見た目は小さくとも重大な結末をもたらします。グライドクラックの入った斜面には近づかないようにしてください。また、沢割れなどが発生していることも考慮する必要があります。一方、標高を上げる際は、昨日の雨から変わった降雪は風で飛ばされ、非常に硬い凍結面が露出している箇所にご注意ください。滑落は、冬季山岳事故の主要因の一つです。良い一日を。
昨日(4日)は、降雨の影響による濡れた雪の点発生雪崩、あるいは全層雪崩などが多数、観察されています。
降雨の影響は積雪表層のかなり深いところまで影響を与えており、標高の低いところではグライドグラックも拡大しています。
気象庁は新潟県上越地方に対し、南の風、日中、北の風、晴れ、最高気温8℃(標高13m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-6℃(6時15分現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。