雪崩情報

白馬

2023/01/16 06:00

雪崩危険度と傾向

標高帯 信頼度 コメント
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Low

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab

概要

雪崩

昨日(1月15日)は、新しい雪崩の報告はありませんでした。

積雪

気温が低下し、昨日までの昇温と降雨の影響で湿った、あるいは濡れた状態となった積雪表面は硬く凍結しています。森林帯上部より標高が高いところでは、積雪の中層および下層の雪は、昇温や降雨の影響はなく、しっかりした強度を持っています。

天候

気象庁は長野県北部に対し、北の風、くもり、時々、雪、最高気温4℃(標高418m)を予報しています。白馬山麓(標高703m)にて、気温0.7℃(5時現在)、過去12時間で1 cmの降雪がありました。

行動と地形の助言

標高の高いところでは、今後のウインドスラブの形成に注意してください。雪崩の規模が小さくとも、重大な結末となる「地形の罠」が自分の下方にないか考えてください。森林帯では濡れ雪は硬く凍結し、滑走しずらい状態となっています、また、融雪が進み、沢が割れ、穴が空いています。一時期埋もれていたブッシュも多数、顔を出していますので、それらの危険要素に警戒を。

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