雪崩情報

更新日時: 2019/02/07 06:00

白馬


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

一般的に安全な雪崩コンディションです。標高の高い場所では、南西の風によって局所に形成したウインドスラブに注意してください。孤立した地形、凸状斜面、積雪を支えない極端な地形などでは、小さいながらも人の刺激でウインドスラブは落ちる可能性があると考えることが必要です。また、このような場所は同時に「地形の罠」の要素を持っていることも多いため、小さい雪崩であっても重大な結末となりやすいものです。なお、大きな昇温が予報されていますので、標高の低いところでは、既にグライドクラックが開いている斜面には近づかないように。天候はゆっくりと下り坂です。それを考慮した行動計画を。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

日中の昇温の影響による

概要

雪崩


昨日(6日)は、標高が低く、日射を強く浴びる急斜面で、濡れた雪のサイズ1の点発生雪崩がいくつか観察されました。

積雪


3日夜から4日に掛けてのまとまった降雨の後、多少あった降雪は、森林限界付近で15-20cmでした。その雪は、その後の極めて強い風で移動し、局所にウインドスラブを形成しています。以前の硬い融解凍結層が露出しているところもあり、滑落などにも注意が必要です。

天候


気象庁は長野県北部に対し、南の風、晴れ、後、くもり、夕方から雪か雨、最高気温12℃(標高400m)を予報しています。過去12時間で新たな降雪はありません。白馬山麓(標高700m)にて気温-6.3℃(6時現在)です。

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