雪崩情報

更新日時: 2023/01/29 04:00

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

新たに形成されたストームスラブの結合に注意してください。樹林が少ない開けた急斜面や、急激に斜度が変化するような場所での誘発に注意が必要です。自身が斜度の低い場所にいても、頭上の大きな発生区からの雪崩に注意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

樹木の少ない開けた急斜面や斜度が急激に変化するような場所での誘発に注意

概要

雪崩


昨日、視界が悪かったが武尊エリアの1700m-1800mにかけての急斜面で、人的誘発による複数の面発生雪崩サイズ1が観察された。

積雪


低密度の積雪の上に、27日からの新たな降雪が50cm以上載っており境界面の結合が悪く人の刺激に反応しているため注意が必要。かぐらエリアでは90cm以上載っている見込み。

天候


4時現在、アメダス藤原周辺では過去24時間に10cmの降雪があり、現在も降雪が続いている。気象庁では、冬型の気圧配置が緩み、高気圧に覆われるが、気圧の谷や湿った空気の影響を受けるため、群馬県北部の山麓では曇り時々晴れで明け方まで雪の降る所がある予報を出している。

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