雪崩情報
白馬
2023/02/07 05:30
雪崩危険度と傾向

標高帯 | 信頼度 | コメント |
---|---|---|
アルパイン | Fair | |
森林限界 | Good | |
森林帯 | Good | 日中の昇温に伴う積雪の不安定化に注意 |
留意すべき雪崩
ウインドスラブ Wind slab

















概要
雪崩
昨日(2月6日)は、人的な誘発によって、サイズ1-1.5の点発生雪崩が午後に観察されました。これは日射と昇温の影響によるものです。
積雪
最近の降雪20-40 cmは、昨日の好天で、さらに沈降を進めました。南に面した斜面ではクラストが形成し、北側の斜面でも標高が低いところは、雪面は湿った状態となりました。アルパインでは人の刺激に鈍い、硬いウインドスラブが稜線直下等の局所に形成しています。
天候
気象庁は長野県北部に対し、北の風、曇り、時々、晴れ、最高気温10℃(標高418m)を予報しています。白馬山麓(標高703m)にて、気温-2.7℃(5時現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。
行動と地形の助言
一般的に安全な雪崩コンディションです。アルパインでは、孤立した地形形状にあるウインドスラブに注意を。このウインドスラブは、人の刺激には反応が鈍い状態ですが、極端な場所では、誘発しうると考えることが大切です。また、昨日以上の昇温が予報されています。グライドクラックの入った斜面には近づかないようにしてください。