雪崩情報

更新日時: 2023/02/09 05:30

白馬


アルパイン Good


森林限界 Good


森林帯 Good


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

危険な雪崩コンディションです。新雪と旧雪の境界面の結合強度を慎重に確かめてください。不安定性の改善速度は、標高や方位、斜面の特徴で変わります。シンプルで小さく、地形の罠がない斜面から一日を始めるのは良いアイディアです。天気は回復傾向ですが、下山するまで慎重な地形判断を続けてください。安全な位置で止まる、一人ずつ滑走する、間隔を空けて移動する、といった原則的な行動様式を大切に。経験の浅いグループは、スキー場内で新雪を楽しむのに良い日です。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

北西の風の影響を受けつつ形成したストームスラブに警戒。スラブが形成し始めた昨日午後、明瞭な不安定性が観察報告されています。粒径が大きく、結束性の低い雪が降っていますので、本日も、その不安定性は改善していないことを前提に、斜面選択する必要があります。

概要

雪崩


昨日(2月8日)の午後、森林限界にて、人的誘発によるサイズ1の面発生雪崩が報告されています。また、シューティングクラックもありました。これらは、いずれも朝から降り出した雪によるものです。

積雪


昨日(2月8日)の朝からの降雪は、午後には強まり、風の影響のあるところではストームスラブを形成。人的な刺激に反応していました。降雪はHakuba Valleyの北側で多くなっており、標高1,000 m付近で20-30 cmです。旧雪との境界面の状態を確認してください。

天候


気象庁は長野県北部に対し、北の風、曇り、時々、晴れ、所により、昼前まで雪、最高気温3℃(標高418m)を予報しています。白馬山麓(標高703m)にて、気温-3.6℃(5時現在)、過去12時間で3 cmの降雪がありました。

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