雪崩情報

更新日時: 2023/02/21 06:00

妙高


アルパイン Good


森林限界 Good


森林帯 Good


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

とても危険な雪崩コンディションです。標高が低いところにいても、自分の上部に大きな発生区がないか、よく考える必要があります。また、凸状など地形が積雪を支えにくいところに形成しているスラブに十分に警戒してください。風を避け、森の中で行動する場合、新雪が危険要素を隠している可能性を忘れないように。降雨によって沢底に穴が空き、グライドクラックが広がりましたが、それが今回の新雪で隠れています。経験が浅い方はスキー場内で新雪を楽しむ日です。その際は、滑走可能区域を守るようにしてください。過去25年以上、日本ではオープンされているコースでの雪崩死者は出ていません。これは欧米に比べ、極めて優秀な成績です。この安全はスキーパトロールの日々の地道な管理によるものです。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(2月20日)は、森林帯にて、スキーカットによって表層の雪が動き、サイズ1の点発生雪崩を起こしていました。標高が高いところは、入山者も少なく、情報が入っていません。

積雪


森林限界まで雨で濡れ、そこに19日未明からの新雪が載っています。新雪の量は標高帯で異なり、高い標高ほど多くなっています。この新雪は昨日から一気に増えており、森林帯で70-80 cmに達しています。この新雪は、強い北西の風の影響を受け、再配分されています。18日の降雨により、グライドクラックは拡大しており、それが今回の降雪で隠れています。

天候


気象庁は、新潟県上越地方に対し、西の風、雪、最高気温2℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310m)にて気温-10°(5時45分現在)です。

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