更新日時: 2019/02/14 06:30
Alpine Fair
Treeline Fair
Below Treeline Fair
信頼度:○ good □ Fair △ Low
妙高山域の北側では今朝までに継続的な降雪があり、新たに形成したストームスラブに注意が必要です。地形をよく見て、上方に大きな発生区のある沢状地形などに警戒してください。一方、南側においては、昨晩からの降雪はわずかで雪崩危険度は全体的に低くなる傾向にあります。よって、南側のエリアでは孤立した地形や凸状地形など、周囲と比較し、積雪が不安定になりやすい特定の場所に残る不安定性な雪に注意してください。
昨日(13日)は、森林帯にて、スキーカットでサイズ1の雪崩が複数、観察報告されています。
過去数日、弱い降雪が続いており、積雪表層は低密度な雪があり、沈降もゆっくりとしか進んでいません。
新潟地方気象台は14日4時33分に、妙高市に対し、朝9時までの期間で大雪注意報(12時間で最大35cmの降雪)を継続発表しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)の気温-10℃(4時45分現在)、過去12時間で2cmの降雪です。妙高山域北部・焼山方面では過去12時間で25cm程度の降雪となっています。気象庁は新潟県上越地方に対し、北の風、雪、昼過ぎからくもり、最高気温2℃(標高400m)を予報しています。