雪崩情報

更新日時: 2019/02/15 05:02

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

高い標高帯の急斜面に形成されている、新たなストームスラブの結合が進んでいない疑いがあります。斜度が急激に変化するような場所から誘発する可能性に注意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」の存在に注意してください。日中晴れる予報です。日射の影響による、南寄りの大きな急斜面からの湿雪点発生雪崩の可能性にも注意してください。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(14日)、人的誘発によりサイズ1の面発生雪崩が複数観察された。弱層は新たな降雪内の低密度の層。

積雪


良く沈降した旧雪、南斜面ではクラストの上に40-50cm、多いところで80cm以上の積雪が載っており、顕著な脆弱性は報告されていない。この上に昨日の降雪が多いところで80cm程載っている。この降雪内に結合の悪い層があり、人的刺激に反応し、面発生雪崩を誘発した報告があった。

天候


4時現在、アメダス藤原での新たな降雪は2cm。気象庁の発表では、高気圧に覆われるが、気圧の谷の影響を受ける見込み。このため、晴れ時々曇りの予報を出している。

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