雪崩情報

更新日時: 2024/01/04 05:30

白馬


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

新雪と旧雪の結合状態を確認しながら行動してください。また、今朝までの新雪が、風によってどのように移動しているか、どこにスラブを形成しているのかを観察することも大切です。森林限界付近の地形は十分に埋まっていないため、斜面内に障害物が存在しています。これらの要素は「地形の罠」となりますので、小さい雪崩でも重大な結末を招きます。先日の地震によって、普段は積雪のクラックが入らないような場所(例えば、尾根上や緩斜面)で、積雪が割れていることが観察されています。これが新雪で隠れている可能性を忘れずに

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

新雪と旧雪の境界面の強度の確認を

概要

雪崩


昨日は新しい雪崩は観察されていません。

積雪


以前の荒天の雪はさらに沈降し、安定化の方向にあります。日射を受ける斜面には、融解凍結クラスト(1月2日の好天で形成)があり、未明からの降雪で埋もれています。今朝までの降雪量は森林帯上部で10 cm程度で、西風の影響を受けながら堆積しています。

天候


気象庁は長野県北部に対し、北の風、雪か雨、昼過ぎから、曇り、後、晴れ、最高気温6 ℃(標高418 m)を予報しています。今後24時間で15 cmの降雪が予報されています。をアメダス白馬(標高703 m)にて、気温0.8℃(5時現在)で、弱い降雪となっています。

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