雪崩情報

更新日時: 2024/01/07 05:30

白馬


アルパイン Fair 風雪の強まりに合わせ悪化の傾向


森林限界 Fair 風雪の強まりに合わせ悪化の傾向


森林帯


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

本日は視界も悪いですので、自分の上方に大きな発生区がないかどうか、気を付けてください。また、今朝までの新雪と旧雪の結合状態を確認し、滑走したい斜面の下方に「地形の罠」がないか考えるように。まだ、積雪は少ないですので、新雪の下に樹木の枝やクラックなどが隠れている可能性を考えることをは大切です。天気は明瞭に悪化の方向にあり、アクシデントが発生した場合、迅速な救助は困難なコンディションとなります。それを考えつつ、保守的かつ安全優先の計画でお願いします。主稜線では、既に典型的な冬型を示す北西風に変わっています。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

風雪の強まりに注意

概要

雪崩


昨日は新しい雪崩は報告されていません。

積雪


昨日の時点で、高めの気温と日射の影響で、以前の荒天の雪は沈降し、安定化してきました。日射を浴びる斜面では、融解凍結クラストが形成しています。また、昨日の夕方から山麓では弱い降雨、標高の高いところでは降雪があり、今朝までに標高1300 m付近で10 cm程度の新雪となっています。

天候


気象庁は長野県北部に対し、北の風、くもり、ときどき、雪、最高気温4 ℃(標高418 m)を予報しています。アメダス白馬(標高703 m)にて、気温-0.8 ℃(5時現在)です。山麓では新たな降雪はありませんが、森林帯上部では10 cm程度の降雪となっています。また、長野地方気象台は、6日16時26分に大雪に関する情報を発表しています。それによると、7日18時から8日18時までの24時間で、長野県北部で40-60 cmの降雪が予報されています。

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