雪崩情報

更新日時: 2024/02/02 06:00

かぐら谷川武尊


アルパイン Low 降雪量が多い見込みだが情報がない。ウインドスラブの結合に注意


森林限界 Low ウインドスラブの結合に注意


森林帯 Fair 樹木の少ない、風の影響を受けやすい場所のウインドスラブに注意


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

稜線、支尾根直下の急斜面に存在するウインドスラブに注意してください。形成されたばかりのウインドスラブは結合が進んでいないため誘発しないようにしてください。降雪量が増え、風の影響を受けやすく、結合の進みにくい高い標高ではウインドスラブのサイズが大きくなるため、注意が必要です。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。沢への転落や雪庇の踏み抜きにも注意してください。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

降雪量が多く結合の進みにくい高い標高では、より注意が必要

概要

雪崩


昨日(1日)、新しい雪崩の観察はない

積雪


昨日の降雨の影響はおよそ1000m以下。積雪表面は融解しその後凍結した。その上に新たな降雪が10-30cm程載り、その降雪は西から北西寄りの強い風により移動し、稜線や支尾根直下ではウインドスラブを形成し、風の当たりやすい場所では吹き払われクラストが露出している。旧雪内の脆弱性は報告されていない。

天候


5時現在、アメダス藤原の気温は-5.3℃。周辺では24時間で10cm程の降雪があった。気象庁は、高気圧に覆われますが、気圧の谷や湿った空気の影響を受けるため、群馬県北部の山麓では晴れ時々曇りとなる予報を出している。

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