雪崩情報

更新日時: 2024/03/19 05:30

白馬


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

特定の地形に残る不安定なウインドスラブに注意してください。また、その斜面の下方に「地形の罠」がないかも考えてみてください。以前に形成したとても硬い雪面が露出しているところもあり、滑落にも注意が必要です。標高の低いところでは、今年は、積雪がとても少ないまま、融雪期に入っています。安全マージンを大きくとったルート設定でツアー計画を立ててください。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

凸状や孤立した地形などに形成したスラブに注意を

持続型スラブ Persistent slab


ベース画像

持続型スラブの危険が不確実性が高いまま残っています。

概要

雪崩


昨日(18日)は、天気も悪く、雪崩の観察情報は入っていません。

積雪


昨日(18日)は、スキー場のゴンドラが停止するほどの強風が吹きました。主稜線では、平均風速20 m/sを超えた北西の風が吹き続けました。現在、風はやや弱まり、北風となっています。このため、昨日、降雪があった標高の高いところでは、激しく雪が移動し、風下側にウインドスラブが形成されています。

天候


本日は、高気圧に覆われますが、気圧の谷や日本海を南東へ進む低気圧の影響を受ける見込みです。気象庁は長野県北部に対し、南の風、曇り、所により、雪か雨、日中の最高気温10 ℃を予報しています。アメダス白馬(標高703 m)にて、気温-4.2 ℃(5時現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。

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