雪崩情報

更新日時: 2024/03/31 04:00

かぐら谷川武尊


アルパイン Low 日中の危険度の上昇に注意


森林限界 Fair 日中の危険度の上昇に注意


森林帯 Good 日中の危険度の上昇に注意


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

春のサイクルが始まっています。雪崩危険度は一日の中で日中の気温や日射の影響により「低い」から「高い」まで大きく変化していきます。日射の影響や気温の上昇により、クラストが緩みきる前の行動をお勧めします。日中の大きな急斜面からの点発生湿雪雪崩や、グライドクラックのある場所や崖状の斜面からの全層雪崩に注意してください。そのような場所の下部に立ち入らない、または素早く通過するようにしてください。春の荒天で標高の高い場所で降雪があった際は面発生乾雪雪崩にも注意して行動してください。本日でこのエリアの雪崩情報を終了します。情報提供をして頂いた皆様に感謝します。

留意すべき雪崩

概要

雪崩


昨日(30日)、新しい雪崩を観察した報告はない。

積雪


先日の降雨の影響を受け、少なくとも標高1700m以下では積雪は濡れその後凍結した見込み。雪に変わっている高い標高では強い西寄りの風の影響を受けて風下の沢底にウインドスラブを形成しているが結合は良い。積雪中層から下層部に顕著な脆弱性を観察した報告はない。

天候


4時現在、アメダス藤原の気温は1.8℃。気象庁は、緩やかに高気圧に覆われるが、気圧の谷や湿った空気の影響を受けるため、晴れ時々曇りとなり、山麓では気温が17℃まで上昇し、黄砂が観測される可能性がある予報を出している。

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