雪崩情報

更新日時: 2019/02/22 06:00

白馬


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高が高いところは雨による硬い融解凍結層が露出、あるいはその上に薄くその後の新雪が載っている状態ですので、滑落にご注意ください。日中の昇温と共に、雪面が軟らかくなる標高が低いところのほうが滑走には向いていますが、先日の降雨で発生したデブリなどが沢筋には多数あります。また、グライドクラックの入った斜面は、発生の可能性は低いながら全層雪崩の危険があります。濡れた雪はとても重たいため、小さくとも重大な結末となりますので、近づかないようにしてください。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(22日)は真新しい雪崩の観察報告はありません。19日午後から20日の朝にかけての降雨で発生したと思われるサイズ2の点発生雪崩、あるいはサイズ3の面発生雪崩などが、アルパインエリアで観察されています。

積雪


降雨による融解凍結層の上に、最近の降雪が軽く載っている状態です。風に吹き払われるところでは硬い融解凍結層が露出しており、滑落に注意が必要です。

天候


気象庁は長野県北部に対し、北の風、晴れ、夜、くもり、最高気温9度(標高400m)を予報しています。白馬山麓(標高700m)にて気温-5.9度(5時現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。

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