雪崩情報

更新日時: 2024/12/22 06:00

白馬


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

悪天の継続と共に、雪崩危険度も上昇する日です。経験が浅いグループであれば、昨日からの新雪を、スキー場内で楽しむのに良い日です。経験あるグループは、森の中にいる時でも、自分の上方に大きな発生区がないかを考えてください。視界が悪いときは、こうしたことに気づきにくくなります。また、森の中の沢や薮は、まだ完全に埋まっていません。荒天は24日まで続く見込みと予報されていますので、安全マージンを大きくとることをお勧めします。良き一日を。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

新雪と旧雪の境界面、あるいは新雪内にある不安定性に注意。森の中にいたとしても、部分的に開けた急斜面では、雪崩が発生しうると考えることが必要。

概要

雪崩


昨日(21日)は、低標高帯の日照急斜面で自然発生による全層雪崩の報告がありました。

積雪


標高1200m以下では、昨日の降り始めの雨の影響で濡れた積雪の上に、新たな降雪が載っています。昨日の昼から始まった降雪は、山麓で15-20cm、樹林帯で30-40cmです。また、主稜線では、平均15 m/s、最大25 m/sの北寄りの風が吹いています。

天候


本日は、強い冬型の気圧配置となり、寒気の影響を受ける見込みです。気象庁は長野県北部に対し、雪で雷を伴う所がある、日中の最高気温3℃を予報しています。アメダス 白馬(標高703 m)にて、気温-1.4 ℃(5時現在)、過去24時間で22 cmの降雪がありました。長野地方気象台は、21日16時28分、大北地域山沿いに対し、22日18時までの24時間で50 cmの降雪を予報しています。小谷村、白馬村、大町市には、大雪警報が発令されています。

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