雪崩情報

更新日時: 2019/03/11 05:03

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Low


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

雪になっている高い標高では、稜線や支尾根の直下の急斜面に形成されている新たなウインドスラブの存在に注意してください。低い標高では降雨と昇温の影響が強いため、グライドクラックの開いている場所からの全層雪崩や、崖状の場所からのブロックの崩落に注意してください。この様な場所の下部からは距離をとって、素早く行動することをお勧めします。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」の存在に注意して行動してください

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(10日)、新しい雪崩の報告はないが、情報も無い。2日前(9日)、東から南東にかけての急斜面で、自然発生、人的誘発により多数のサイズ1-1.5、少数のサイズ2の面発生雪崩が観察された。

積雪


高い標高帯では南寄りの強風を伴った降雪により、新たなウインドスラブが形成されている疑いがある。東から南東向きの稜線直下には古いウインドスラブの不安定性が局所的に残っている可能性がある。低い標高では冷え込みも弱く、深夜から雨が降っているため、積雪は濡れて結合が弱い。

天候


5時現在、アメダス藤原で過去6時間に7.5mmの降雨。気象庁の発表では、低気圧の影響を受けるため、雨か雪で昼過ぎから時々曇りの予報を出している。

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