雪崩情報
更新日時: 2024/12/29 04:00
かぐら谷川武尊
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Low
信頼度：○ good □ Fair △ Low
行動と地形の助言
大量降雪があったため、結合の進みにくい高い標高は危険な雪崩コンディションです。積雪を支えるアンカーとなる樹木が少ない開けた急斜面でのストームスラブの存在に注意してください。自身が樹林帯などのアンカーが多い斜度の低い場所にいても、頭上の大きな雪崩発生区の存在に注意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。沢の穴への転落にも注意してください。気象庁は日中の降雪を予報しています。今後の降雪量や風の影響の変化に注意して行動してください。
留意すべき雪崩
ストームスラブ Storm slab
地形のサポートの少ない急斜面に注意
概要
雪崩
昨日(28日)、入山した情報が無いため不明
積雪
沈降が進んだ旧積雪の上に、26日夕方から始まった荒天による降雪が100cm以上載っており沈降が徐々に進んできている見込み。南向き斜面では旧雪との境界面にクラストが形成されており境界面の結合に注意が必要。
天候
4時現在、アメダス藤原では過去6時間に2cmの降雪があり、気温-5.4℃。標高1300ｍ付近では過去12時間に15cm程の降雪があった。気象庁の発表では、冬型の気圧配置はやや緩むが、気圧の谷や寒気の影響を受けるため、群馬県北部は晴れのち曇りで昼過ぎは雪となるとの予報を出している。
