更新日時: 2019/03/14 06:30
アルパイン Fair
森林限界 Fair
森林帯 Fair
信頼度:○ good □ Fair △ Low
非常に危険な雪崩コンディションです。標高が高い大きな地形では、とても大きな雪崩が自然発生しうる状況です。たとえ森林帯でも、慎重なルート設置と保守的な意思決定が不可欠です。森林帯内にある雪崩の発生区・走路となりうる場所を見極め、安全のマージンを大きく取った行動をしてください。また、周囲に樹木があっても、自分の上方に雪崩の発生区がないか、考えてください。経験が浅い方は、スキー場内で新雪を楽しむことをおすすめします。その際は、滑走可能とされている場所を守ってください。スキー場内での雪崩事故は、ほぼすべてが滑走禁止あるいは一時閉鎖の区域で起きています。
昨日(13日)は、真新しい雪崩は観察されていません。
昨日(13日)から降雪が始まり、今朝までに森林帯上部にて50cm程度の降雪量となっています。この降雪は、強い西風の影響を受けています。また、標高が低いところでは、昨日の振り始めは雨で、その後、雪へと変わりました。
気象庁は新潟県上越地方に対し、西の風、強く、後、やや強く、雪か雨、昼過ぎから、くもり、最高気温9℃(標高13m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-8℃(4時45分現在)、過去12時間で35cm、過去24時間で50cmの降雪となっています。