雪崩情報
更新日時: 2025/01/01 07:00
かぐら谷川武尊
アルパイン Low 情報がない
森林限界 Low 情報が少ない
森林帯 Fair 新たな降雪の結合が不明
信頼度：○ good □ Fair △ Low
行動と地形の助言
新たな降雪が40cm以上ありました。結合が進んでいないため、急斜面のストームスラブの誘発に注意してください。急斜面にはグライドクラックがあり、それが薄く隠されている場所もあるため転落にも注意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。沢の穴への転落にも注意してください。現在も降雪が続いています。降雪量や風の影響による積雪状況の変化に注意して行動してください。
留意すべき雪崩
ストームスラブ Storm slab
急斜面のストームスラブの結合に注意
概要
雪崩
昨日(31日)、谷川岳の西黒沢で全層雪崩サイズ2を観察した報告があった。
積雪
沈降し結合の良い旧雪の上に、昨日からの新たな降雪が40cm以上載り、吹き溜まりでは80cm以上載っている見込み。旧雪との境界面や降雪内の結合に注意が必要。
天候
6時現在、アメダス藤原では27cmの新たな降雪があり、1350m付近では強風を伴った37cmの降雪があり、現在も降雪が続いている。気象庁の発表では西高東低の気圧配置となり、群馬県北部の山麓では寒気の影響を受けるため、曇りで昼過ぎから時々晴れとなり、朝まで雪の降る所がある予報を出している。
