雪崩情報

更新日時: 2020/01/08 06:30

白馬


アルパイン Low 今朝までの降雪量が不確実性。


森林限界 Low


森林帯


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

ゲレンデでのスキーと温泉がおすすめの日です。昨日午後から今朝までに20 mmの降水があり、森林帯上部より標高が低いところでは雨、アルパインでは雪となった模様です。雨と雪を分ける凍結高度によって状況が大きく変わります。また、本日は大きな昇温が予報されており、それが雪の状態を悪化させます。さらに午後には寒冷前線の通過の後、極めて強い冬型となるため、山は大荒れです。どう考えても、山は楽しい感じではないですよね。ということで、行動への助言としては、本日のおすすめはゲレンデでのスキーと温泉です。

留意すべき雪崩

持続型スラブ Persistent slab


ベース画像

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

凍結高度によって状況が変わる。

概要

雪崩


昨日(7日)は、真新しい雪崩は観察報告されていません。

積雪


6日に発生した持続型スラブの雪崩について、周辺での積雪観察が行われました。その結果、雪崩の原因となった、こしもざらめ雪は球形化の方向にあることが判明しました。ただ、今後、大量の降雪が載るなどした場合、規模の大きな雪崩を起こしうるポテンシャルをまだ有しているため、引き続きの注意が必要な状況です。

天候


気象庁は長野県北部に対し、南の風、後。やや強く、くもり、朝から昼前、雨、最高気温13℃(標高400 m)を予報しています。白馬山麓(標高700 m)にて気温3.6℃(5時現在)です。

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