雪崩情報

更新日時: 2020/01/09 04:32

かぐら谷川武尊


アルパイン Low


森林限界 Low


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

高い標高帯では北西寄りの強風の影響をうけた風下の稜線、支尾根直下の急斜面に形成されているウインドスラブの結合に注意してください。低い標高帯では降雨と気温の影響を受けやすい積雪の薄い極端な急斜面からの全層雪崩に注意してください。発生した雪崩のサイズが小さくても被害を大きくしてしまう深い沢、がけ、岩、立木等の「地形の罠」が露出しています。低い標高帯では藪や沢が露出して滑走は困難です。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

極端な急斜面に注意

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

風下の稜線、支尾根直下に注意

概要

雪崩


昨日(8日)、新しい雪崩の報告は無いが、入山している人もいないため情報も無い

積雪


昨日日中の降雨の影響は少なくとも標高1900m以上。高い標高帯では夕方には雪に変わった。強い北西風をともなった降雪により稜線や支尾根直下に新たなウインドスラブが形成されている見込。低い標高帯では、藪や沢が露出し、降雨によりさらに融解した

天候


4時現在、アメダス藤原での過去24時間の降雨量は17mm。現在も雨が降っている。気象庁は、冬型の気圧配置が次第に緩むが寒気の影響を受けるため、山麓では曇りで明け方は一時雪となる予報を出している。

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