雪崩情報

更新日時: 2025/01/28 05:30

妙高


アルパイン Low


森林限界 Fair


森林帯 Good 昇温と降雨の程度による


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

森林限界とアルパインの東側の地形ポケットには、まだ不安定な雪があると考えて行動してください。支尾根の側面や凸状地形など、部分的に形成している不安定なスラブに注意してください。また、上空の風が南西~西に変わっていることも考慮する必要があります。森林帯の南斜面にはクラストが形成していますので、滑走の際は速度をコントロールすることが大事です。昇温し、降雨が始まった際は、全層雪崩の危険が高まりますので、グライドクラックの入った斜面からは十分な距離を取るようにしてください。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(27日)は、森林帯の標高の低い場所で、サイズ1の点発生湿雪雪崩やスノーボールが観察されました。

積雪


森林限界より標高の低い場所では、以前の荒天の雪と旧雪の結合は改善し、強度を上げていることが観察されています。日射と高い気温の影響が強い南斜面では、昨日、雪面の雪は融解し、スノーボールや点発生雪崩を発生させました。また、標高が高い南斜面でもクラストが雪面に形成しています。

天候


気象庁は新潟県上越地方に対し、西の風、後、やや強く、曇り、時々、雨か雪、日中の最高気温8 ℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310 m)にて気温-2 ℃(3時45分現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。

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