雪崩情報
更新日時: 2025/02/06 06:30
かぐら谷川武尊
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Fair
信頼度：○ good □ Fair △ Low
行動と地形の助言
大量降雪により行動は困難です。急斜面でのストームスラブの誘発に注意してください。樹林帯の斜度の緩い場所や尾根上、または降雪の少ないエリアでの行動をお勧めします。自身が斜度の緩い場所にいても、頭上の大きな雪崩発生区の存在に注意してください。滑走後にリグループをする際は、雪崩地形を外し、尾根の上などのできるだけ安全な場所で再集合するように心がけてください。また自身の上部、下部に存在する他のグループにも注意してください。今後も降雪が続く予報です。積雪量の増加や風の影響に注意して行動してください。
留意すべき雪崩
ストームスラブ Storm slab
自身が斜度の低い場所にいても頭上の急斜面からの雪崩に注意が必要
概要
雪崩
昨日（5日）、樹林帯にて人的誘発により複数のストームスラブによる雪崩（サイズ1-2）や多数の点発生乾雪雪崩（サイズ1-1.5）が観察されている。
積雪
今回の荒天の降雪は多いところで150cm以上。密度が低く粒度の大きな降雪が今回の降雪で埋没しており結合に注意が必要。また、今回の降雪内の上部も結合が進んでいないため人の刺激に反応している。南寄りの斜面では積雪表面が融解しクラストが埋没している。
天候
6時現在、アメダス藤原の気温は-5.7℃。過去12時間に23cmの降雪。アメダス湯沢では過去6時間で30cmの降雪があり、現在も降雪が続いている。気象庁では、冬型の気圧配置となり、寒気の影響を受けるため、群馬県北部は雪で昼前から曇りとなる予報を出している。
