雪崩情報

更新日時: 2025/02/10 07:00

ニセコ・羊蹄・余市・尻別


アルパイン Fair アルパインのリーでは、北西の風に対してウィンドスラブが形成されている。コーニスも最近成長しており、予期せぬ故障を起こす可能性がある。


森林限界 Good 森林限界には嵐の不安定性が存在する。


森林帯 Good ストームスラブは森林帯の下、特に太陽面や日中気温が上昇するときに懸念される。


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

ストーム・スノーの不安定さを監視し、日中の気温上昇に注意すること。持続型スラブは引き続き懸念事項であり、控えめな地形選択で管理するのが最善である。グライドクラックは凸ロールの裏側で発生することが多い。凸ロールの背後には通常グライドクラックができる。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

風下側の斜面では、弱い〜中程度の北西風と西風がウインドスラブを作るだろう。

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

暴風雪の中にはあられの層があり、ハンドシアーテストでは中程度の結果が得られている。ストームスラブは、2月8日の晴天時に形成された薄い融解凍結クラストの上にあり、太陽面ではより懸念される。

持続型スラブ Persistent slab


ベース画像

持続型スラブ問題は主にこの地域の北部に存在するが、最近のテストでは尻別付近にも存在することが判明している。現在はかなり深く埋まっているため誘発は難しいが、適切な条件と地形があれば、目を覚まして大規模な雪崩を発生させる可能性もある。引き続き注意が必要である。

概要

雪崩


昨日は東部の急斜面で緩い乾性雪崩が報告された。

積雪


太陽面では30〜40cmの暴風雪が融解凍結クラストを覆っている。極側では、嵐の雪は1月28日のPWLを覆う〜100cmの低密度の雪となる。昨日はPWLの追加テストは行われず、PWLはますます頑固に孤立しつつあるが、依然として懸念事項であり、引き続きモニターされる。中・下部パックはよく圧密されている。

天候


北海道の北東にある深い低気圧は、引き続きこの地方に北西の流れを引き寄せている。この低気圧が遠ざかるにつれて、風は次第に西に傾くだろう。谷の気温は再び0度近くまで上昇し、小雪の降る所が多く5〜10cmの新雪が降る見込みです。空は一日中曇り、北西の風は弱いか中程度。

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