更新日時: 2025/02/11 07:00
アルパイン Fair 荒天による観察情報の不足
森林限界 Fair 降雪量の大きな異なり。朝までの降雪が10cm未満の地域では危険度「2 留意」
森林帯 Fair 降雪の地域によるバラツキ
信頼度:○ good □ Fair △ Low
荒天の不安定性と天候の変化に注意を向けつつ、地形を移動しながら、スラブの形成を探してください。ほとんどの地区で、雪崩ではない深雪への埋没による窒息の懸念があります。深雪を楽しむ際は仲間と一緒に滑ってください。また、持続型スラブへの対処は、保守的な地形選択が最善の方法であることを忘れないでください。
北西の風は、新しい雪を風下の斜面に再配分させています
低温が続いており、日射の影響もないため、ストームスラブの反応性は変わらない見込み
1月28日埋没の持続型弱層は、深く埋もれつつあります。これにより、表面霜は圧密されている可能性があります。直近の積雪テストでは、この層に関する結果は出ていませんが、まだ、継続的な警戒と調査が必要です。
昨日(10日)は、急峻な地形で、複数の点発生雪崩が報告されました。それ他の種類の雪崩の報告はありません。
今朝までにニセコ地区では20cmの降雪がありましたが、余市岳地区は3 cmや尻別岳地区5 cmは少なくなりました。これで新雪の量は25~40 cmとなっています。この新雪は、北側や日射(2月8日)の影響を受けなかった場所では、沈降しつつある低密度の雪(70-130 cm)の上に載っています。日射の影響のある斜面では、新雪は薄い融解凍結クラストの上に載っています。昨日、余市岳地区で実施されたエクステンディット・コラムテストは、1月28日埋没の持続型弱層に関する結果は得られませんでした。これはとても深く埋没しているため、判断が難しくkなっている面もあります。今後も、この層の調査は続けられます。
本日の気象は、風が北西から西へと変わりつつ、低温と多少の降雪があるとのことです。日中で5-10 cmの降雪が予報されており、曇りがちの天気となるでしょう。気温は山麓の最高気温で-2℃です。