雪崩情報

更新日時: 2020/02/12 06:00

妙高


アルパイン Fair


森林限界 Fair


森林帯 Fair 昇温と日射の影響を留意


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高を上げる方は、特定の地形に形成したウインドスラブに注意してください。本日朝方から風向が南西に変わっていますので、前日とは異なった位置にスラブが形成していることを考える必要があります。積雪表層の状態に注意を払いながら行動してください。また、全体的に積雪は安定の傾向にありますが、リグループする場所などは、必ず、雪崩地形から外れるといった原則的な行動様式を忘れないように。小さい雪崩であっても、複数人が埋まってしまえば、その捜索救助活動はとても厳しいものとなります。天候はゆっくりと下り坂です。良い一日を。

留意すべき雪崩

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(11日)は、森林帯にて、サイズ1~2の面発生雪崩が、自然発生あるいはスキー場での安全管理にて発生していました。標高の高い場所での情報は入っていませんが、隣接する白馬山域のアルパインでは、ウインドスラブ(サイズ2)の雪崩の発生が報告されています。

積雪


昨日の朝までの雪は、日中に順調に沈降を進めていることが観察されています。標高の低いところでも、北側では雪はドライで良いコンディションにあります。

天候


気象庁は新潟県上越地方に対し、南の風、晴れ、夜、くもり、最高気温13℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310 m)にて気温-7℃(5時現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。

一覧に戻る

Donation -寄付-

日本雪崩ネットワークは様々な情報を提供するために、日々活動しております。今後も持続し続けて行くためにも皆様のご協力が必要です。