雪崩情報

更新日時: 2020/02/15 05:30

白馬


アルパイン Good 昇温と日射の影響による変化に留意


森林限界 Good 昇温と日射の影響による変化に留意


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

既に雪シワが入っている、あるいはグライドクラックが開いている斜面には近づかないようにしてください。また、その下方を通過しなければならないような時は、適度な間隔を開けて、素早く移動することを忘れずに。滑走しづらいモナカ雪(雪面に踏み抜く硬さと厚さのクラストが形成)となっている場所も多いようです。転倒による怪我なども考えつつ、コントロールされたスピードでの滑走をお願いします。麓は春の雰囲気となっていますが、標高を上げるとまだまだ冬季山岳の素晴らしい雰囲気を十二分に楽しめます。良い一日を。

留意すべき雪崩

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(14日)は、前日の降雨中のものと思われる濡れた雪の点発生雪崩が多数、観察されました。また、森林帯下部にて、全層雪崩も観察報告されています。

積雪


降雨により積雪表層は濡れる、あるいは湿った状態となっており、クラストが形成しています。また、雨溝の形成や、とても急な斜面での全層雪崩やグライドクラックの拡大なども観察されています。

天候


気象庁は長野県北部に対し、北の風、晴れ、昼過ぎまで時々、くもり、最高気温14℃(標高400 m)を予報しています。白馬山麓(標高700 m)にて気温1.5℃(5時現在)です。

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