雪崩情報

更新日時: 2025/03/29 06:30

妙高


アルパイン Fair 降雪の量による


森林限界 Fair


森林帯 Fair


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

標高の高い場所では、硬く凍結した雪面に多少の新雪が載っています。吹き溜まっている急斜面では、とても小さい雪崩でも滑落の原因になりますので、気を付けてください。また、人の利用の多い斜面では、雪面がデコボコのまま凍結していると思いますので、慎重な滑走を。一方、とても標高の低いところでは、全層雪崩の危険が継続していると考えてください。林道の側面にある崖状地形に残る雪ブロックの崩落に警戒を。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

降雪量は僅かですが、吹き溜まっている雪の下には、硬い雪面があります。

全層雪崩 Glide slab


ベース画像

極端な地形などにある不安定な積雪に注意を。

概要

雪崩


昨日(28日)は、崖状地形から雪ブロックの崩落が報告されました。また、隣接する白馬山域では、雪崩防止柵を崩壊させる全層雪崩が発生したことが報告されています。

積雪


冬型の気圧配置へと変わり、昨晩から気温の低下が始まりました。十分に濡れた雪面は硬く凍結し、そこの数センチの降雪が載っています。今後の降雪量も、特に多くなる予報はでていません。標高のとても低い場所では、数日間の高い気温による融解水がまだ積雪内にありますので、全層雪崩への警戒は緩めないようにしてください。

天候


気象庁は新潟県上越地方に対し、北の風、後、南の風、雨か雪、昼前から曇り、後、晴れ、日中の最高気温10 ℃(標高13 m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1,310 m)にて気温-4 ℃(4時45分現在)、過去12時間で1 cmの降雪がありました。

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