更新日時: 2021/01/03 06:30
Alpine Fair
Treeline Fair
Below Treeline Fair
信頼度:○ good □ Fair △ Low
標高を上げる方は、まとまった降雪によるスラブの形成に注意してください。誘発しやすい凸状や孤立した地形などを避けつつ、地形が積雪を支えやすい斜面を探してください。小さい雪崩でも重大な結末となる「地形の罠」が下方にないか、よく斜面を観察してください。また、標高の低いところでは、グライドクラックが降雪で埋もれてわかりずらくなっていますし、スノーブリッジもまだ十分ではありません。雪は良いコンディションにありますので、安全な地形を選べば楽しい滑走が可能です。地形を上手に使ったグループ・マネジメントで良い一日を。
昨日(1月2日)はスキー場の安全管理にてサイズ1の雪崩が発生しています。
昨日の日中の降雪は、比較的に風が弱い状態で夕方まで続き、森林帯で30cm程度の量となりました。31日夜半から1日昼にかけての新雪は、森林帯では焼結を進めていることが観察されており、極端な形状の地形以外では反応が鈍くなってきています。
気象庁は上越地方に対し、北西の風、後、西の風、やや強く雪、最高気温1℃(標高13m)を予報。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて、気温-9℃(6時現在)、過去24時間で5cmの降雪がありました。