雪崩情報
更新日時: 2021/01/14 06:00
妙高
アルパイン Fair
森林限界 Fair
森林帯 Fair
信頼度：○ good □ Fair △ Low
行動と地形の助言
森林限界から上部では、特定の地形で雪崩コンディションが高い日です。これまでに降った、風の影響の弱い乾いた低密度な雪が、西～南西の風で移動し、ウインドスラブを形成しています。積雪が安定している斜面のすぐ横に、危険なウインドスラブが存在するような日です。登行しながら、周囲をよく観察し、風の影響を探してください。また、標高が低いところでは、日中の昇温による雪の変化に留意を。グライドクラックが再び、目立つ状況になりつつあります。
留意すべき雪崩
ウインドスラブ Wind slab
概要
雪崩
昨日（1月13日）は真新しい雪崩の観察報告は入っていません。標高が低い日射面にて、スノーボールが観察されています。
積雪
荒天の雪は順調に沈降し、積雪表層の低密度の雪が風で移動し、スラブを形成しています。稜線付近では西から南西の風で雪が移動しています。本日も同様の風が入っていますので、標高を上げる方はスラブの形成に注意を払ってください。
天候
気象庁は上越地方に対し、西の風、やや強く、後、北の風、くもり、朝から昼過ぎ、雨か雪、最高気温10℃（標高13m）を予報。妙高笹ヶ峰（標高1310m）にて気温-2℃（5時現在）、過去12時間で新たな降雪はありません。
