雪崩情報
更新日時: 2021/02/02 06:00
妙高
アルパイン Low
森林限界 Low
森林帯 Fair
信頼度：○ good □ Fair △ Low
行動と地形の助言
標高帯で異なった種類の雪崩の危険があります。高い標高帯では、昨晩からの降雪で形成したストームスラブに注意してください。降雪は、南西～西寄りの風の影響を受けていますので、特にその風下側に警戒が必要です。小さい雪崩であっても「地形の罠」が組み合わさると重大な結末となります。地形をよく観察してください。また、適切なグループマネジメントは事故を小さくし、生存救出の可能性を高めます。原則的な行動様式を大切にしてください。
留意すべき雪崩
全層雪崩 Glide slab
降雨となっている標高帯にて
ストームスラブ Storm slab
昨晩からの降雪で形成したスラブ
概要
雪崩
昨日（2月1日）は濡れた雪によるsize 1の点発生雪崩が観察されています。
積雪
昨日（2月1日）の昇温と日射、そして、その後に始まった降雨の影響を受け、標高の低い場所では積雪は濡れた状態となりました。標高を上げた場所でも、以前の荒天の雪は沈降を進めています。昨晩からの降雪は多くありませんが、それが形成したスラブの状態に注意を払ってください。
天候
気象庁は新潟県上越地方に対し、西の風、やや強く、雨、昼過ぎから雪、最高気温8℃（標高13m）を予報しています。妙高笹ヶ峰（標高1310m）にて気温0℃（5時現在）、過去12時間での降雪7cmを観測しています。
