雪崩情報

更新日時: 2021/02/04 06:00

妙高


アルパイン Low


森林限界 Fair 今後の降雪に留意


森林帯 Fair 今後の降雪に留意


信頼度:○ good □ Fair △ Low

行動と地形の助言

特定の地形で雪崩コンディションが高い日です。西寄りの風で形成したウインドスラブに警戒が必要です。風の影響のある凸状あるいは孤立した地形など、誘発しやすい場所を避け、地形が積雪を支えやすいシンプルな地形を探してください。また、小さい雪崩でも重大な結末になりやすい「地形の罠」がないかの確認も忘れずに。斜度をやや落とし、風の影響のない斜面を選べば、安全にドライな雪を楽しめるはずです。天候は夜に向かって顕著に悪化の方向にありますので、それを考慮した行動計画を。

留意すべき雪崩

ストームスラブ Storm slab


ベース画像

ウインドスラブ Wind slab


ベース画像

概要

雪崩


昨日(2月3日)はスキー場の安全管理にてsize 1の雪崩が複数観察されています。また、隣接する白馬エリアでは、自然発生を含むsize 1-2.5の雪崩が複数観察されており、わかりやすい不安定が存在していました。

積雪


森林帯で降雨となった2日の旧雪面に、それ以降の降雪が載っていますが、昨日(3日)の時点では顕著な不安定性は観察されていません。一方、標高を上げると、強い西寄りの風により、ウインドスラブが形成しており、以前の硬い旧雪面が露出しているところもあります。

天候


気象庁は新潟県上越地方に対し、北西の風、強く、後、西の風、やや強く、雪、最高気温6℃(標高13m)を予報しています。妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて気温-7℃(5時現在)、過去12時間で新たな降雪はありません。

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