更新日時: 2019/01/16 07:00
Alpine Low
Treeline Fair
Below Treeline Fair
信頼度:○ good □ Fair △ Low
昨晩からの降雪で形成したストームスラブに警戒してください。このスラブは、硬い雪面、融解凍結クラスト、あるいは結合力の弱い雪など、多様な雪面状況の上に載っています。結果、積雪強度のバラツキが生まれやすい状況です。一つのデータやテストなどで判断をするのは避け、小さい地形で状況を確認しながら滑走を始めてください。どのような種類の雪崩があるにせよ、斜度を落とすことは、最も有効な安全対策です。視界の悪い時は、自分の上方に存在しうる雪崩発生区への警戒を怠らないでください。
昨日(16日)は、南西の風による形成間もないウインドスラブによるサイズ1の雪崩が標高1600 m付近の東斜面にて、誘発によって観察報告されています。
日射を浴びる急斜面では融解凍結クラスト、日陰斜面では旧雪の上に昨晩からの降雪が載っています。
妙高笹ヶ峰(標高1310m)にて過去12時間で5cmの降雪がありました。標高1310mにて気温-5℃(5時45分現在)です。気象庁は新潟県上越地方に対し、北西の風、やや強く、雪か雨、夜、くもり、最高気温3℃(標高13m)を予報しています。