Observer 深谷 奨
Observation At:2024/12/31
Elevation1650m〜1950m
Co-worker
Temp. -4.6(1310hrs / 1900m) 〜 -2.2(0930hrs / 1650m)
午前OVC 雲量10
午後OVC 雲量10
午前S 雪
午後S 雪
午前S3
午後S5
HST10-30
HS Range300-315@1750m
午前L 1-7m/s
午後M 8-11m/s
午前E
午後NW
飛雪
気象コメント 正午頃に北寄りの風に変わり風速も強まる。午後は雪の移動が積極的。午後は降雪強度S5以上のときもあった。
Avalanche Observations ウィンドスラブ、Sc、サイズ1、1900m付近N斜面 ストームスラブ、Sc、サイズ1、複数、1700-1900、E-S斜面、すべり面は1231MFcr 乾雪点発生雪崩、Sc, Sa、サイズ1、複数、全方位の急斜面、足は短い
Avalanche Activities_Yes or No Yes
シューティングクラック Yes
重要な層と弱層とテスト結果 ウィンドスラブは幅3m、感度は高いが形成されているのは局所的。(午前中の観察) スキーカットで反応のあったストームスラブは特に南斜面で顕著。すべり面の性能が良い印象。
Snowpack HST25-30cmが北斜面ではドライなこしまり雪、東〜南斜面ではMFcrの上に載る。午前中は風の影響のある孤立した地形でウィンドスラブを形成していたが、午後は北よりの風に変わり風の影響がある尾根付近など形成する地形範囲を広げた。広範囲で湿気を含む降雪がソフトスラブを形成。東〜南斜面のMFcrとHSTとの結合は良くない。
1231MFcrは厚みは3-5cmあるが低密度。容易にスキー貫入する。 下山後14時以降も降雪と風が強まる。