Observer 鳥山 強
Observation At:2025/01/10
Elevation1800m〜1924m
Co-worker
Temp. -11.1(1230hrs / 1924m) 〜 -9.6(1124hrs / 1800m)
午前FEW 雲量1-3
午後FEW 雲量1-3
午前S 雪
午後S 雪
午前S-1
午後S-1
HST
HS Range
午前L 1-7m/s
午後M 8-11m/s
午前N
午後N
飛雪 山頂付近でS
気象コメント 山頂付近では北風により積雪の再配分が顕著
Avalanche Observations 山頂付近の北斜面(標高1924m)で左右幅150mにわたり雪庇の崩落。1850m E 雪庇の崩落。1850m E 点発生サイズ1。1800m~1850mの西~北斜面でハイク中にワッフ音。
Avalanche Activities_Yes or No No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果 ①グランド付近にある再結晶した疎な積雪。 ②雪面付近に形成されたスラブ(硬度1F~1F-・弱層は新雪)。 ③地形変化に対応して東側に伸びる雪庇。
Snowpack 圧密された積雪はまれで、滑走を楽しむには積雪は十分ではない。ところによりスラブがスキーを(ハイク・滑走)支えてくれるが限定的。 N・S・W面ともに、再結晶した疎な積雪が雪面付近のスラブを支えている。スラブの崩壊は伝播しない。 サイズ2以上の雪崩履歴のあるE面では、発生区の上に雪庇が伸びつつある。走路の積雪はルースな状態でFP40cm以上。 同じく雪崩履歴のある南面では、エプロン状に積雪が増えつつある。
車山北斜面では、地形変化のあるところの東側(過去に雪崩履歴のある)にスラブが形成されている(目視)。 山頂付近では北斜面に雪庇の落ち残りがあり、グリーンロープをまたがないように。