雪崩ハザード評価の登録

投稿者 深谷 奨

投稿日時:2025/01/17 19:53

エリア白馬 山岳小谷BC 場所小谷BC

観察日付:2025/01/17


標高900m〜1400m
同行者


観察データ

気象データ


気温 -6.3(1100hrs / 1100m) 〜 -2.3(1400hrs / 900m)


天気

午前BKN 雲量6-9
午後SCT 雲量4-5


降水種類

午前S 雪
午後S 雪


降水強度

午前S1
午後S-1


HST20-30cm


HS Range310-230


風速

午前M 8-11m/s
午後L 1-7m/s


風向

午前NE
午後NE


飛雪 午前中は雪の移動が積極的


気象コメント 13時頃から陽が差す。午後稜線ではL, W-Nの飛雪が見えた。


雪崩データ


雪崩などの観察 乾雪点発生雪崩、Sc、サイズ1、北斜面、足は短い。 風の影響のある尾根上ではウィンドスラブで5-20cmほどシューティングクラックが入る。


雪崩発生有無 Yes


シューティングクラック Yes

積雪データ


重要な層と弱層とテスト結果


積雪構造 今回のHST20-30cm、その下は昨日までのストームによる積雪60-70cmが南向き斜面ではMFcr、北斜面ではドライな雪に載る。午前中は北風の影響で尾根上にはF-1Fのウィンドスラブを形成し、沢内部の凸地形でもF-F+のソフトスラブを形成しているところがあった。午後には風が弱くなり沈降を進めた。人の刺激による脆弱性は見られなかった。 南斜面では上層から↓100cmまで高い温度勾配は見られなかった。


観察に関わるコメント


現地画像

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