投稿者 Jun Ishiguro 石黒 淳
観察日付:2025/02/26
標高300m〜820m
同行者
気温 -5.2(1220hrs / 820m) 〜 -2.1(1440hrs / 300m)
午前X 不明
午後X 不明
午前S 雪
午後S 雪
午前S1
午後S1
HST10-20 (0225クリア)
HS Range200
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
午前VRB
午後VRB
飛雪 TL以上はI/W BTLではL/VRB
気象コメント 雲量は降雪のため不明。終始太陽の輪郭は確認できた
雪崩などの観察 Na, WL, 複数, WおよびS向きの極端な急斜面。デブリもすでに凍りついていて過去24時間程度の発生と見られる 複数回のスロープテストで反応なし。0224の時より頑固。
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 0217MFcrの上によく沈降した積雪が乗り、日射の影響があるところでは、厚さ3-5cmのMFcrができていて、硬度の逆転がある。このMFcrはブレイカブルで空隙は大きい。北を中心に90°はドライで正構造。さらに昨夜からの降雪(HST)が10cm程度。旧雪との結合は良い。 600m以上の高度から雪は風の影響を受け始め、10-15cmの容易に取り出せるソフトスラブを形成。古いウインドスラブの上にウインドスラブが形成されたのを確認して、820mから下山した。
本日強風・昇温・顧客の初日のため、戦略的マインドセットは「エントレンチメント」。風のないところばかりを選んで歩き回ったため、観測には偏りが大きい。