Observer 黒田 誠
Observation At:2019/01/10
Elevation870m〜2160m
Co-worker
Temp. -2.5(1030hrs / 2150m) 〜
午前BKN 雲量6-9
午後BKN 雲量6-9
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
午前SW
午後SW
飛雪
気象コメント ときおり雲量10だが、完全に太陽光を妨げる雲の厚みがあった時間はわずか。強烈な逆転層の影響で、下界の方が寒かった。 稜線でのみ西〜南西風の影響を受け,飛雪が常時観察された
Avalanche Observations 2250mNE斜面にて自然発生のサイズ1面発生雪崩が行動中に観察された。今回のストームの振り終わり頃にあったと思われるサイズ1.5の面発生雪崩が2100mE斜面に。 1300m以下の日照斜面ではサイズ1の湿雪点発生雪崩が多数観察された。
Avalanche Activities_Yes or No Yes
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
Snowpack 昨日までの荒天でもたらされた積雪は、速やかに沈降している。厚みは30-50cm程度で、旧雪との接合もしっかりしている。樹林帯の積雪は、焼結が進み、風が吹いても移動しづらい状態。日照斜面では、積雪表面がモイスト〜ウェットに。PF40cm,PS15cm(2150m)。
薮が多いので、効率的なライン取りが出来ない。そのため、時間が例年の1.5倍程度かかる状態。黒川沢には沢山穴が空いているが、幸い穴の高さが無いため威圧感は無い。