投稿者 加藤直之 (Nao Kato)
観察日付:2019/01/15
標高838m〜1446m
同行者
気温 -17.4(1130hrs / 1446m) 〜 -2.2(1410hrs / 838m)
午前BKN 雲量6-9
午後BKN 雲量6-9
午前Nil なし
午後Nil なし
午前
午後
HST
HS Range
午前L 1-7m/s
午後L 1-7m/s
午前W
午後W
飛雪
気象コメント 頂上稜線上はM/W
雪崩などの観察 標高900南西斜面にて全層雪崩(ベッドサーフェスは笹薮)サイズ1-1.5が二つ
雪崩発生有無 No
シューティングクラック No
重要な層と弱層とテスト結果
積雪構造 ここ数日の極端な低温とまとまった降雪、0115日中の極端な昇温により入山口~山頂までのダイナミクスが激しい。主に南~南西斜面を行動し観察したところ、樹林帯(838m~1258m)では日射の影響を激しく受けた斜面では10㎝ほどのサンクラストを形成し、日陰斜面においては低温かつ低密度に保たれた硬度FのHSTが20㎝~50㎝ほど。下層は良く締まっていた。低標高帯の急斜面かつ笹薮では積雪が極端に薄く全層雪崩を観測。樹林限界の頂上稜線から頂上までは西風の影響を強く受け表面は氷化。頂上直下の東斜面は再配分された雪はすべて飛ばされている。